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ご存知でしたか? 落花生のトリビア

落花生は、地球の裏側、南米生まれだよ!

落花生は南米生まれ

落花生は南アメリカのアンデス山脈が原産と言われる豆科植物です。ヨーロッパには1574年に伝わったと言われています。
日本においては、沖縄ではかなり古くから栽培されていたようですが、明らかではありません。神奈川県では明治4年に寺坂慶次郎氏が横浜から中国産のたねを取り寄せ試作、明治4年に政府がアメリカから種子を導入して各地に配布し栽培が開始されました。

海外では落花生の食べ方が違う?

煎ったり揚げたりして、落花生の形と風味を生かして食べるのは、実は日本独特の食文化であることをご存知ですか?
世界ではそのまま食べずに加工して食べる方が多いのです。例えば落花生の生産量は3200万トン、そのうち1500万トン程度は搾油用です。特に落花生生産世界一の中国では、約50%が搾油用で、30%が一般の食用です。家庭料理としても落花生はかなりポピュラーです。
アメリカではピーナッツバター向けがかなり多く、ピーナッツバターがたくさん塗られたパンはアメリカの子どもたちのお弁当として大人気です。

あなたの地域の節分の豆まきは落花生?大豆?

室町時代に始まったと言われる節分の豆まき。豆で悪気邪鬼を払うこの行事、元々大豆を使っていましたが、いつの頃からか落花生を使う地方が出てきました。
民間の調査によれば、落花生を使う割合が多いのは、北海道、東北、新潟、長野などです。北海道では国内の生産が拡大した昭和30〜40年代頃からと言われています。
雪の多い地方が多いのは、雪の中に撒いた豆を拾うのは、落花生のほうが楽で、あとで食べることを考えると殻に入った豆のほうが衛生的であるなどの合理的な理由があるようです。

実は簡単?家庭菜園でもできる手の掛からない落花生栽培

落花生は乾燥に強い作物で、適当に雨が降っていれば水撒きをする必要はありません。また、害虫類もつきにくく、とても育てやすい作物だと言われています。そのため家庭菜園では農薬を使うまでもありません。
さやが生長するには石灰が必要で、肥料は石灰分が入ったものを使うとよく育ちます。落花生は花の咲く期間が長く、咲いた順に生長するため、一株の中の実の育ちもばらつきますが、花が咲き始めて80〜90日が収穫の目安です。

落花生を食べすぎたら鼻血がでる?一日に何粒食べればいい?

落花生は食べ過ぎると「鼻血がでる」と言われますが、落花生の主成分の約50%である脂肪分は、からだにいい不飽和脂肪酸が主体なので、実はその心配はありません。
食べ始めると、美味しくてつい食べすぎてしまう落花生ですが、20粒(殻付きで10個 約20g)が目安です。この量でタンパク質5g、脂質10g、炭水化物4g(一日の必要量の20%)程度が摂取でき、基礎食品としてもおすすめです。

「ピーナッツ」は実は「ナッツ(木の実)」ではない?

ピーナッツは、英語で豆(ピー)と木の実(ナッツ)ということばが合わさってできった言葉ですが、 ピーナッツはアーモンドやクルミと同じようにナッツ(木の実)ではなく、実は土の中にできるマメです。
落花生のさやは、種であるマメを守るだけでなく、まわりの土から養分をすって、マメを育てる役目もしています。

出典:落花生読本(一般財団法人 全国落花生協会発行)

知ってるともっと楽しい!おいしい!落花生のあれこれ

おつまみに、おやつに大人気の落花生。最近は健康食として大注目。とっても身近な落花生、実は知らないことがいっぱい。いろいろ知ると、もっと美味しく楽しめますよ。

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